米国でスナックバーの全体的な売り上げが増加する中、ケロッグの「スペシャルK」やゼネラル・ミルズの「ネイチャーバレー」といった大手ブランド製品の売り上げは低下している。スナックバーの現在のトレンドは高プロテイン・低糖質だが、従来のブランドはこの流行に追随できていない。米国ではスナックバーやスナックの消費量は全体的に増えており、調査会社ミンテルによると、栄養補助食品を含むスナックバーの売上高は昨年3.2％増と、加工食品全体のそれを上回っている。一方、ニールセンの調査では、8月までの1年間で従来のシリアルバーやグラノーラバーのブランド売上高は3.7％減少した。その結果、スペシャルKやネイチャーバレーのようなこれまでスナックバーの売上高の大半を占めていた従来のブランドが、市場シェアを失いつつある。