米動画配信大手ネットフリックスが16日発表した7-9月期(第3四半期)の契約者数は2四半期連続で目標を下回った。伝統メディア大手は競合するサービスでの市場参入を狙っており、ネットフリックスが競争をはねのける力があるか懐疑的な見方が強まる可能性がある。今回は米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーとアップルの市場参入前で最後の決算発表となった。両社の動画配信サービスの料金は合計してもネットフリックスの主力プランより安い。ネットフリックスの7-9月期契約者数は米国内で前期比51万7000人増となった。世界全体の契約者数は680万人増と、会社予想の700万人増に届かなかった。売上高は31%増の52億5000万ドルと、アナリスト予想に一致。純利益は6億6500万ドル(前年同期は4億0300万ドル)、1株利益は1.47ドル(同0.89ドル)だった。
ネットフリックス、7-9月期契約者数は予想下回る伸び
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