米半導体大手インテルが24日発表した7-9月期(第3四半期)決算は減益となったものの、通期見通しを再び引き上げた。足元では需要減退などを巡り懸念が高まっていたが、最新見通しを受けて不安が和らぎそうだ。決算発表を受けて、インテル株価は時間外取引で一時、7%余り値上がりした。調整後の1株利益は1.42ドル(前年同期は1.40ドル)と、ファクトセットがまとめた市場予想の1.23ドルを上回った。売上高は191億6000万ドルから191億9000万ドルに増加し、こちらも市場予想を上回った。10-12月期の売上高は192億ドルを見込む。ボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は声明文で「4年連続で記録的な業績になりそうだ」と述べた。