トランプ米政権は中国による先端技術の取得を制限しようと試みているが、中国マネーは依然として、シリコンバレーの新興企業やベンチャーキャピタル(VC)ファンドへと向かっている。米国では2018年、外国人による中核技術へのアクセスを制限する法律が制定されたが、内容に曖昧な点があり、中国の投資家は米国への投資意欲を失っていない。法律を施行するための重要な規定はまだ策定されておらず、許可されるかどうかの判断は投資家や企業に委ねられているのが現状だ。また米ハイテク関連の起業家の多くは、中国とのつながりを深めたいと考えている。そのため、米中が政治や貿易面で対立する中でも、投資に関する両国のつながりは依然として密接だ。ハイテク業界の投資家や起業家、弁護士、現・旧の政府当局者が明らかにした。