売上高で世界最大のビデオゲーム会社である中国のテンセントホールディングスは任天堂とのパートナーシップを通じ、米消費者向けのコンソール機用ゲームに一段と注力する構えだ。複数のテンセント関係者が明らかにした。中国のスマートフォン・パソコン向けゲーム市場を独占しているテンセントは、「フォートナイト」で知られるエピック・ゲームズや「コール・オブ・デューティー」を手掛けるアクティビジョン・ブリザードなど複数の米大手ゲームメーカーの株式を取得している。だが米国のコンソール機向けゲーム市場で、直接的なプレゼンスをあまり得られていない。中国政府が18歳未満の夜間のゲームを禁止するなど規制強化に動く中、米国のビデオゲーム市場は同社の成長の鍵を握っている。
テンセント、任天堂との協力で米市場向け強化へ
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