マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長が再び大統領選への立候補を検討する中、同氏が共同創業した金融情報通信社のブルームバーグはどう対応すべきかを検討している。ブルームバーグ氏の側近の1人は先週、富豪として知られる同氏が2020年大統領選への出馬に向け、民主党予備選に参戦を準備していると明らかにしていた。事情に詳しい関係者らによれば、ブルームバーグ氏が最終的に立候補を決めれば、同氏は6人で構成される経営委員会を含むブルームバーグ社のすべての業務から距離を置くと見られる。同社はブルームバーグ氏がニューヨーク市長を務めた12年間にその動向を報じてきたのと同じように、選挙戦も報道することになるという。