米下院情報委員会は13日、ドナルド・トランプ米大統領の弾劾調査に関する公聴会を開催し、ビル・テイラー駐ウクライナ代理大使とジョージ・ケント国務次官補代理が共同で証言した。テイラー氏は、トランプ氏が7月25日のウクライナ大統領との電話会談でジョー・バイデン前副大統領と2016年の米大統領選への干渉疑惑について調査するよう要請したその翌日に、調査の状況について質問していたと明らかにした。テイラー氏によると、ゴードン・ソンドランド駐欧州連合(EU)大使は7月26日、ソンドランド氏自身が行ったウクライナ大統領との会談などについてトランプ氏に電話で報告。その際、トランプ氏が調査に関して質問し、ソンドランド氏は、ウクライナは「(調査を)進める構えだ」と答えていたという。テイラー氏はこの会話について、トランプ氏への電話報告の際に同席していた自身のスタッフから聞いたと説明した。