米ネバダ州ラスベガス市は、交差点の信号機にカメラやセンサーを搭載し、交通パターンをリアルタイムで分析することで、渋滞を改善しようと試みている。人工知能(AI)を利用したこのシステムは、通行人に加えて自動車の数や進行方向などを計算するという。  このシステムを搭載した信号機は今のところビジネス街を中心に30の交差点に設置されているが、今後3カ月で80カ所にまで増やす予定。  市ではこれらの情報を元に、時間帯によって信号が変わるタイミングを調整したり、進入禁止などの道路標識を建てたりするなどした。