2020年米大統領選に出馬している民主党候補者が21日、アトランタで討論会を行った。第一級の進歩派であるバーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員が登壇し、話は当然のように億万長者のことに向かった。「われわれは政治システムが腐敗しているという事実にも立ち向かわなければならない」とサンダース氏は語った。「一握りの億万長者に支配されている」と。ウェーレン氏もそれに同調した。「人にたかる億万長者にはうんざりだ。今こそ、頂点に立つ彼らにもっと多くを払ってもらい、そうすれば子どもたちは誰一人として例外なく本当の…」。残りの部分は言い合いの中でかき消されてしまったが、言いたいことは分かった。つまり、米国にとって富豪は悪者ということだ。
【社説】ウォーレン氏の富豪批判は的外れ
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