【ワシントン】米連邦通信委員会(FCC)は22日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)を「国家安全保障上の脅威」と認定し、連邦補助金プログラムの利用を禁止する案を承認した。  ファーウェイとZTEは米市場で小規模な無線・ブロードバンド通信企業向けに機器を販売して成功を収めてきたが、FCCの措置は両社に新たな打撃となる。こうした通信企業の多くは連邦補助金に頼っているが、FCCはファーウェイとZTEの製品の購入、さらには保守点検にも、連邦補助金の利用を禁じる格好となった。