ドナルド・トランプ大統領は米国政府が検討しているフレーバー付きの電子たばこの販売を禁止する案について、姿勢の軟化を示唆した。販売を禁止することで違法販売など危険な結果が生じる可能性があると述べた。米国では購入年齢に満たない若者による電子たばこの使用が急増している。大統領はホワイトハウスで22日、対応策をめぐり電子たばこ業界の幹部や公衆衛生団体などと会合を開いた。トランプ氏は販売禁止によって安全ではないたばこが違法に販売される可能性を指摘。「そうなれば最悪だ。目をつむることはできない問題だ」と述べた。トランプ氏は9月、若者による電子たばこの使用を抑制するため、たばこ本来の風味が付いているものを除く全ての電子たばこの販売を禁止する計画を発表した。詳細は今月初めに公表されるとみられていたが、保守派の利益団体や電子たばこ業界の支持者、利用者から反対の声が上がっていた。
電子たばこ禁止案、トランプ氏が見直しを示唆
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