ドナルド・トランプ米大統領は感謝祭の祝日にあたる28日、アフガニスタンを予告なしに訪問し、反政府武装勢力タリバンとの和平協議再開を発表した。トランプ氏はアフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領と会談後、「タリバンはディールを望んでいる」などと述べた。また駐留米軍の削減にもかかわらず、過激派「イスラム国(IS)」や国際テロ組織「アルカイダ」との戦いは前進していると指摘。駐留米軍を8600人に減らすことを目指しているとも語った。現在の駐留規模は1万4000人に満たないが、国防総省は正確な数字を明らかにしていない。ホワイトハウスによると、トランプ氏の現地滞在は2時間半の見通し。同氏は米軍兵士を前に短い演説を行った後、アフガニスタン最大の米軍拠点であるバグラム空軍基地内のカフェテリアで、兵士らに七面鳥を振る舞った。
トランプ氏がアフガン電撃訪問、タリバン和平協議再開を発表
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