米コネティカット州のギャンブル産業拡大を狙うネッド・ラモント知事(民主)の狙いが停滞している。同氏はスポーツやオンライン賭博の合法化を掲げ、先住民によるカジノ事業との協力関係強化を狙いつつも、州外のギャンブル関連企業による訴訟は避けたい考えだ。だが知事就任から1年が経過しようとする中、関連法案の可決に向け議会での進展は見られず、先住民族との包括的な合意も結ばれていない。一方でマサチューセッツ州スプリングフィールドにカジノを開業した統合型リゾート(IR)運営大手のMGMリゾート・インターナショナルは、先住民によるコネティカット州イーストウィンザーでの新たなカジノ開業計画を巡り、連邦政府を相手に訴訟を起こしている。
賭博産業拡大狙うも進展せず 米コネティカット州
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