◇充実した休暇の様子を数多く投稿する

 アップホルダーは内外の期待に応える。そのため、4つの傾向の中で、期待の重圧にいちばん苛まれているのではないかと思われるかもしれない。だが、実際は違う。アップホルダーは内なる期待にも積極的に応じる。よって、普段は、憤りや燃え尽きといった問題にほとんど悩まされないのだ。

 アップホルダーは、自分を大事にすることや自分を楽しませることも得意とする。フェイスブックに投稿された近況についての調査によると、誠実度(計画を立ててそのとおりに実行する力)が高いと評価された人は、「週末」や「リラックス中」といった言葉を頻繁に使うという。また、彼らは、休暇を楽しんでいる様子を数多く投稿することが判明している。それは、充実したプライベートに、アップホルダー気質を活用しているためだ。

◇アップホルダーの邪魔だけはするな

 アップホルダーに接するときの注意点は何か。まずは優先順位をはっきり示すことである。彼らはどの期待も同じくらい重要視してしまう。そのため、依頼する側が優先順位を指示したほうがよい。

 また、アップホルダーは、期待に応えなければならないというプレッシャーを感じると、その意義が希薄な場合でも、やらずにはいられない。そのため、アップホルダーのパートナーには、安易に期待の言葉をかけないことをおすすめする。彼らの自発性を活かすようにしたい。

◆疑問を持つ人はこう動く
◇クエスチョナーには「理由」を明示せよ

 2つ目の傾向のタイプは、クエスチョナーだ。彼らは、やるべき理由を受容できれば、自発的に期待に応えようとする。監視の目はあまり必要ない。だが、クエスチョナーに何かを頼む際は、その理由を明確に伝えることが欠かせない。納得すれば、クエスチョナーは、依頼されたことを確実にやり遂げる。

 クエスチョナーは、自分に課せられる期待に対して、全て受け入れるのではなく、いったんは疑問を抱く。自分流にアレンジするのを好むのだ。また、彼らは調査が好きで、効率化を追求し、合理的でないことを排除しようとする。その姿勢は職場の生産性向上などに、大きなメリットをもたらすだろう。