ドナルド・トランプ米大統領の娘婿で上級顧問のジャレッド・クシュナー氏は9日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催のCEOカウンシルでインタビューに応じ、ウクライナ疑惑に関してトランプ氏は「何も悪いことをしていない」と擁護する姿勢を示した。下院委員会ではトランプ氏に対する弾劾条項の採決が近づいている。クシュナー氏は、民主党が「政治的に大きなミス」をしていると主張。「既に結論が決まっている」ため、ホワイトハウスは弾劾の手続きに参加しないことを選択したと述べた。弾劾調査では、トランプ氏が2020年大統領選に向けた民主党予備選に出馬しているジョー・バイデン前副大統領に対する調査を行うようウクライナ政府に求めたことや、政権がそれを実現するため同国への支援を保留したかが焦点となっている。
クシュナー氏、ウクライナ疑惑でトランプ氏を擁護
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