TDアメリトレードの買収がシュワブにもたらすメリットTDアメリトレードの買収がシュワブにもたらすメリットチャールズ・シュワブ<SCHW>は11月25日に上場会社で最大のライバルといえるTDアメリトレード<AMTD>を260億ドルで買収する計画であると発表し、投資家や競合相手に衝撃を与えた。この買収により、シュワブの資産規模、顧客基盤、コスト競争力、利益率は拡大し、同社は登録投資顧問(RIA)にとって支配的なカストディアンとなる。TDアメリトレード買収後の資産規模は5兆ドル、証券口座数は2400万件、年間収入は約160億ドル、そして税引き前利益は80億ドル(全て両社単独実績を合算)となる。カストディ業務を提供するRIAは1万4500社、管理資産は2兆ドル近くに達し、市場シェアで約40%を占める見込みだ。
【バロンズ】チャールズ・シュワブ、拡大戦略と次の狙い
スケールメリットと多角化を求め、統合が進む米証券仲介業
有料会員限定
あなたにおすすめ