中国の華為技術(ファーウェイ)が世界トップの通信機器メーカーに上り詰めた背景には、政府からの巨額の金銭的支援があった。主要な指標で見た場合、その規模はライバル企業が政府から得た支援をはるかに上回る。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はファーウェイが受けた補助金、信用供与、税制優遇措置などの金銭的支援を確認し、同社がいかにして最大750億ドル(約8兆2040億円)もの国家的支援を利用し、ほぼ無名の電話交換機ベンダーから世界最大の通信機器メーカーへと成長したかを初めて明らかにした。そうした支援を武器に、ファーウェイは顧客に寛大な融資条件や競合を30%も下回る価格を提供しているとアナリストや顧客は話す。
ファーウェイ、台頭の裏に8兆円超の政府支援
税控除や融資、土地代の値引きなどがコスト抑制を後押し
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