あなたは出身地のどのようなことを誇りに思っているだろうか。食事や自然、伝統や祭り、街並みなど、地域によって自慢できることはさまざまだろう。
では、地元を最も誇りに思っている都道府県はどこなのか。最新版「都道府県の自慢度ランキング2019」を見ていこう。
このランキングは、47都道府県と国内1000の市区町村を対象にした、認知度や魅力度、イメージなど全84項目からなる「地域ブランド調査2019」によるもので、今年で実施は14回目。魅力度などは地域外からの評価であるのに対し、今回取り上げる「自慢度」は各都道府県の出身者に聞いた“地域内”からの評価になる。
本調査では、各都道府県の出身者に対して郷土愛を「愛着度」(地域と回答者自身の関係性、思い入れ)と「自慢度」(地域と外の関係性・誇り、外部に積極的に情報発信する性向など)の2つに分けて質問。自慢度に関しては、『「とても誇れる」回答者割合×100点+「やや誇れる」回答者割合×50点』で算出し、47都道府県をランキング化した(有効回答数:全国3万1369人)。
自慢度ランキング1位は北海道!
ワーストは10年連続で埼玉県に
「都道府県の自慢度ランキング2019」で1位になったのは、昨年2位の北海道だった。「とても誇れる」(43.1%)と「やや誇れる」(32.3%)と回答した人の割合は75.4%にも上っている。そして、2位は昨年1位の京都府、3位は昨年5位の沖縄県となった。
一方、最下位は10年連続で埼玉県になった。2019年は『翔んで埼玉』が大ヒットし、埼玉県にも大きな注目が集まったが、どうやら「自慢」にはつながらなかったようだ。