ドナルド・トランプ米大統領に対する弾劾裁判が始まる中、民主党の上院議員4人が陪審員役を務めつつ大統領選に向けた活動を続けている。弾劾裁判に参加しながらの選挙戦とあり、エリザベス・ウォーレン上院議員(民主、マサチューセッツ州)は25日、アイオワ州バーリントンで予定していたイベントを中止。だが25日午後に予定よりも早くその日の裁判が終わると、同氏は首都ワシントンからアイオワ州マスカティーンへ飛行機で移動してタウンホールを開き、その後も急きょ予定に入れたイベントをこなした。弾劾裁判が再開する27日を前に、大急ぎでアイオワ州とニューハンプシャー州を訪問した上院議員はウォーレン氏だけではない。バーニー・サンダース議員(バーモント州)、エーミー・クロブシャー議員(ミネソタ州)、そしてマイケル・ベネット議員(コロラド州)の3人も民主党の党員集会・予備選の火ぶたが切って落とされるこれら州を同じように訪れている。
米大統領選と弾劾裁判、掛け持ち議員の奔走続く
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