米アマゾン・ドット・コムが30日発表した2019年10-12月期(第4四半期)決算は、売上高が過去最高に達し、利益は予想を上回った。有料会員サービス「プライム」のワンデーデリバリー(翌日までに配送)のコストが安定し始めたことが背景にある。  重要な年末商戦を含む同四半期の純利益は前年同期比8%増の33億ドル。12億~29億ドルとしていた自社予想を上回った。7-9月期(第3四半期)はプライム会員向けのワンデー配送のコストがかさみ25%余りの減益だった。  売上高は21%増の874億ドル。ただ、配送のための資金調達が利益を圧迫している。 。