アクティブ型を解約し、インデックス型へ切り替えている

 下の図表は、投資信託の資金の出入りを表したものです。

アメリカの運用トレンドアクティブ運用は解約してインデックス運用へ

 水平に引かれた0のラインよりも下の部分は、解約・出金などで資金が流出していることを示しています。アクティブ型が毎年毎年、資金が流出(解約・出金)し、累計した金額を表している面積が増えていることがわかります。

 逆に、0のラインよりも  上の部分は新たに資金が投入されていることを示しています。
インデックス型に資金が集まっていることがよくわかりますね。その中でも、ETFと言う商品に資金が集まっているのがわかります。

 「アクティブ型」を解約し、「インデックス型」に乗り換えることが、何年にもわたって行われているということです。そして、その中でも実は、

 ETFと言う商品に特に資金が集まっているのです。

 かつてお客様はセールスされるがままに、アクティブ型の投資信託に資金を投入していました。しかし実際に運用してみると、運用にかかるコストは高いのに、成績は必ずしも良くない。

 しかも運用コストが安いインデックス型に、成績が負けていることに気づきました。世界中でインデックス運用を取り入れる投資家が増えていることもうなずけますね。