力強い上昇が続くテスラ株の先行きについて、市場ではかつてないほど弱気の見方が広がっているようだ。  ファクトセットによると、米電気自動車(EV)メーカーのテスラを担当しているアナリストの45%は、同社株に対する投資判断を「売り」または「アンダーウエート」としている。これはテスラがほぼ10年前に上場して以来、最も高い割合だ。  アナリストによるテスラ株の目標株価の中央値は495.04ドルで、11日の終値を36%下回る。  このことは、テスラ株が今年に入って最高値更新を繰り返しているにもかかわらず、市場はいまだに懐疑的であることを物語っている。