米携帯電話サービス大手スプリントと同業TモバイルUSが新たな条件での合併に向け合意に近づいている。事情に詳しい関係者らが明らかにした。連邦裁判所が合併計画を承認したことを受け、両社は最終的な合意に向け協議を急いでいる。話し合いは株式交換による合併について、Tモバイルの親会社ドイツテレコムが保有する割合を事実上増やすもので、協議は詰めの段階にあるという。合意が初めて発表された約2年前の条件ではドイツテレコムが保有する株式は42%弱だったが、約43%に増えることになる。新たな条件についてそれ以上の詳細は明らかになっていない。両者は、時間のかかる株主投票が必要になるような変更を避けるため、話し合いを進めていると一部の関係者らは述べている。
スプリントとTモバイル合併、新条件で合意間近
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