米大統領から恩赦を得られるかどうかが、どのような知り合いがいるかで決まることが多い。現在のホワイトハウスではその傾向がさらに強い。ドナルド・トランプ大統領が今週発表した一連の恩赦(赦免・減刑)のリストには、注目の案件が並んでいる。トランプ氏は11件いずれについても友人や仲間からのアドバイスを聞いた。前回の恩赦で自身が赦免した女性の助言も受けた。トランプ氏は18日、記者団に自身の決定を説明。「彼ら(恩赦の対象者)を知る人々の勧告が本当に頼りだ」と述べた。20日には元受刑者の社会復帰を支援する団体のイベントで、恩赦すべき人物を聴衆に聞き、友人のロジャー・ストーン被告の恩赦の可能性を排除しない姿勢も示唆した。同被告は議会への偽証罪などで禁錮3年4カ月を言い渡されている。
トランプ氏の恩赦、歴代大統領との違いは
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