24日の米株式相場は大幅続落。ダウ工業株30種平均の下げ幅は1000ドルを超えた。新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済の成長を下押しするとの懸念が高まり、投資家の資金は株式から安全資産とされる国債や金に向かった。ダウ平均の終値は前週末比1031.61ドル(3.56%)安の2万7960.80ドル。S&P500種指数は111.86ポイント(3.35%)安の3225.89、ナスダック総合指数は355.31ポイント(3.71%)安の9221.28で取引を終えた。ダウ平均は年初からの上昇が帳消しになった。1日の下げ幅としては、2018年2月以来の大きさとなった。S&P500種の業種別指数は、全11業種が下落した。