クライスラー「ME Four-Twelve」

ME Four-Twelve
CHRYSLER

 2004年に披露された「ME Four-Twelve」は、今世紀もっともカッコいいクライスラーのクルマと言っても過言ではないでしょう。カーボン製のボディーにメルセデス・ベンツのV12エンジンが搭載されています。

 この段階で走行可能なプロトタイプでありました。そして、あとは市販化されるのを待つのみでした…が、金融危機によりその道は絶たれてしまったのです。

三菱「Concept-RA」

Concept-RA
MITSUBISHI

 2008年にニューヨーク国際オートショーで披露された「Concept-RA」は、リサイクル製に優れた樹脂外板とターボディーゼルエンジンを特徴としていました。

「ME Four-Twelve」同様、金融危機のタイミングと重なり、市販化されることはありませんでした。

BMW「ナスカ C2」

ナスカC2
BMW

 V12エンジンをミッドシップに搭載した「ナスカ C2」は、失敗に終わった「M1」に代わるクルマとして、イタルデザイン(ジョルジェット・ジウジアーロ氏によるデザイン会社)が製作したものです。

 しかし、またしても失敗することを恐れたBMWが、生産前にプロジェクトをキャンセルしたため、3台しか製造されませんでした。

童夢「零」

零
DOME

 ル・マンに参戦までしたものの、童夢はこの素晴らしいくさび形の「零」を生産することはありませんでした。 

 このボディーを見ていると、市販化されなかったのが残念でなりません。

アウディ「クワトロ」

クワトロ
“John Lamm, Chris Cantle, Calvin Kim, Guy Spangenberg”

 2010年に披露された「クワトロ・コンセプト」は、1980年にデビューした「クワトロ」をベースに、アウディの全輪駆動システムと5気筒ターボエンジンを搭載したコンセプトカーになります。

 限定生産を計画しているという噂が流れましたが、結局、市販化されることはありませんでした。しかしこのデザインは、今日の「TT」などのアウディ車に生かされています。