2020年米大統領選に向け民主党候補の指名獲得を争っていたピート・ブティジェッジ氏(38)が選挙戦から撤退する。サウスカロライナ州の予備選で得票率が低迷したことが理由。同氏の陣営関係者2人が明らかにした。インディアナ州サウスベンド前市長のブティジェッジ氏は世代交代などを訴えて選挙活動を行ってきた。またライバルのエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)やバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)が提唱するヘルスケア分野などでの政府の大幅な役割拡大について、民主党支持者が受け入れないとみていた。ブティジェッジ氏はジョー・バイデン前副大統領と同様に、公的医療保険の加入対象の拡充計画は支持していたが、国民皆保険制度「メディケア・フォー・オール」は受け入れず民間医療保険を維持する姿勢を示していた。
ブティジェッジ氏、民主党候補指名争いから撤退へ
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