12日のニューヨーク株式相場は大幅続落して始まった。S&P500種指数は寄り付き直後に前日比7%下げ、売買停止措置(サーキットブレーカー)が発動されて取引が15分間中断した。サーキットブレーカーの発動は今週に入り2度目。  ナスダック総合指数は約6%下落し、弱気相場入りが目前に迫っている。ダウ工業株30種平均は1700ドル超下げ、およそ7%安で推移している。  ドナルド・トランプ米大統領が欧州からの入国禁止を発表したことを受け、新型コロナウイルスを巡る懸念から売りの勢いが続いている。 。