16日の米株式相場は急反落。米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利をゼロ%近辺まで引き下げたが、FRBの緊急対策は新型コロナウイルス流行による景気後退を防ぐには不十分との懸念から、株式市場は大幅安となった。  ダウ工業株30種平均の終値は前週末比2997.10ドル(12.93%)安の2万0188.52ドル。S&P500種指数は324.89ポイント(11.98%)安の2386.13、ナスダック総合指数は970.28ポイント(12.32%)安の6904.59で取引を終えた。  株式市場の下落は新型ウイルスの流行拡大に対する投資家の懸念を浮き彫りにした。