米電気自動車(EV)メーカーのテスラは従業員の一時帰休と減給を決めた。新型コロナウイルスの世界的流行を受け、同社は2週間余り前から米国で唯一の組立工場の操業停止を余儀なくされている。  同社は7日の従業員宛てEメールで、現金確保に向けた計画を明らかにした上で、5月4日からカリフォルニア州で操業を再開することを望んでいると述べた。現地政府による操業停止命令はその前日に解除される予定。  テスラの北米人事部責任者バレリー・ケイパーズ・ワークマン氏が送付したEメールによると、米国従業員の給与を役職に応じて一時的に10~30%削減する。米国外の従業員の給与も同じ程度削減する。