米大統領選に向けた民主党候補の指名獲得争いから撤退したバーニー・サンダース上院議員は14日、自身の陣営の動画配信プラットフォームやソーシャルメディア(SNS)を使ってジョー・バイデン前副大統領の選挙戦に協力し、民主党の団結を支援していくと述べた。ただ、バイデン氏のために資金調達を行う予定はないとした。サンダース氏は、バイデン氏を支持すると表明した翌日にウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューに応じた。同氏は、新型コロナウイルスの流行が収束すれば、指名獲得が確実になったバイデン氏のためにイベントを開くと述べた。当面はネット上での自身の影響力を利用して革新的な政策を訴えつつ、11月の大統領選でバイデン氏に投票するよう自らの支援者に促していくという。