ドナルド・トランプ米政権は29日、アマゾン・ドット・コムが国外で展開するプラットフォームのうち5つについて、模造品や海賊版の販売を促すと考えられる「悪質市場」に指定した。米通商代表部(USTR)は海賊版の流通を容認していることを指摘するプラットフォームの一覧に、アマゾンのカナダ、フランス、ドイツ、インド、英国のウェブサイトを含めた。米国内のアマゾンサイトは対象外となっている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は昨年、USTRが指定を検討していると報じていた。悪質市場の一覧は、外国の企業や政府に海賊版や模造品の取り締まり強化を促すために利用されており、米大手企業の外国プラットフォームを標的とすることの意味は大きい。
トランプ米政権、アマゾンの国外サイトを「悪質市場」に指定
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