教育にかける情熱を、福祉業界で生かしたパーソナルブランド構築方法

顧客は明確な「選ぶ理由」を持って選択をする

　日本の経済がどんな状況であっても、未来の顧客は必ず何かを選択します。

　先ほども述べたとおり、何かを選択する際に、私たちはインターネットだけでなく、他広告等あらゆる手段を使って膨大な情報を取得することが可能になりました。

　しかし、ひとりのインプットされる情報量は限りがあります。そして選ぶのは1つです。

　顧客は、何かの明確な「選ぶ理由」をもって1社を選択します。

　もし、あなたが、未来の顧客が選ぶ理由として、価格が一番安いといった理由で選ばれてしまうと、簡単に他社へ変えられ、それを防ぐために価格を下げ、という負のスパイラルに陥ります。

　しかし、自分にとって、本当に価値がある。なくてはならないと認めたものに対しては、顧客はお金を惜しみません。未来の顧客は「選択と集中」を常に行っているということです。

　ですから、選んだ理由が「あなたの強み」であれば、他に取って変わられる可能性は極めて低くなります。

　そして、つきあえばつきあうほど、その人はあなたのファンになっていきます。

　その「ファン」を1人ひとり獲得していくことで、あなたのパーソナルブランドは確立していきます。

　顧客には、いつも「自分が選ぶ明快な、分かりやすい理由」が必要です。
そして、その理由は「あなたでなければならない強み」でなければならず、それを助けるのがパーソナルブランドなのです。

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