米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズが料理宅配サービスの米グラブハブの買収を目指していることが明らかになった。  ウーバーは傘下部門「ウーバー・イーツ」を通じて料理宅配サービスを展開している。新型コロナウイルス流行を受けて需要が急拡大する市場で、大手2社が統合する可能性が出てきた。  事情に詳しい複数の関係者によると、ウーバーは今年に入りグラブハブに買収を打診し、両社は統合の可能性を巡り協議を続けている。両社が合意に達する保証はない。  12日午前時点でグラブハブの時価総額は44億ドル(約4700億円)、ウーバーは540億ドルとなっている。 。