【ワシントン】米司法省と複数州の司法長官は反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いでアルファベット傘下のグーグルを提訴する可能性が高く、訴訟の準備が相当進んでいる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。  一部の関係者によると、司法省は早ければ今夏にも訴訟を起こす方向で動いている。テキサス州のケン・パクストン司法長官(共和党)率いる複数の司法長官も、恐らく秋には提訴する公算が大きいという。  関係者によると、州当局はグーグルのオンライン広告事業を調査の主眼としている。