日本では2014年にデビューした現行モデルのマイナーチェンジ前モデル。一見するとヘッドランプのような上部のLEDクリアランスランプなどが特徴的。

必要十分を備える “カクカク”したスタイル

 ヨンク、つまりヘビーデューティを語れるモデルには普遍的なカッコ良さがデザインされているようで最新モデルにも見劣りしない。また、昨今では原点回帰とばかりに、かつてのヨンクのデザインピースを組み合わせたモデルに人気が集まっている。

 今回、振り返るXJ型のジープ チェロキーもそんな1台だ。

 日本でも大ヒットした“カクカクした”デザインのチェロキー。その名称が使われたのは少しややこしいが、当時のトップモデルであった「ジープ ワゴニア」のスポーティバージョンで、その後グランドチェロキーに引き継がれたもの。その後、コンセプトもサイズ全く異なるコンパクトSUVにチェロキーの名を用いた。それが、ここで紹介するシカクイチェロキー、XJ型だ。