サラリーマン写真はイメージです Photo:PIXTA

 緊急事態宣言は解除されたが、コロナショックの雇用への影響が本格的にでてくるのはこれからだ。

 リーマンショック時を参考にして、GDPの落ち込みによる失業増を推計すると、267万人となる。しかし、実際には、失業増は300万人を超える可能性が強い。

 これらの人々には3兆円規模の対策が必要だ。雇用調整助成金に頼り切ることには問題がある。

先進国GDPは12%落ち込む
失業は過去最悪値に

 コロナ感染拡大抑止のために、営業自粛やイベント自粛などが行なわれた結果、失業が増える。

 これがどの程度の規模になるかを推計しよう。