ザルマン・ゴールドスタインさん(74)は4月半ば以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を6回受けた。結果は3回が陽性、3回が陰性だった。このうち2回は同日に受けたが、異なる結果が返ってきた。ゴールドスタインさんは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まる以前に、主治医から持病の治療を始めるよう勧められていた。だが矛盾した検査結果のせいで今も治療スケジュールを立てられずにいる。5月12日の検査結果は陰性だった。病院側はゴールドスタインさんの腎臓疾患の医学的処置を始める前に、もう1回検査を受け、陰性の結果が出ることを求めた。そこで20日、ロサンゼルスの退役軍人省の病院で7回目の検査を受けた。結果はまだ出ていない。
コロナ検査の信頼性に疑問、異なる結果で混乱も
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