米航空機大手ボーイングは、大規模な人員削減の第1段階として週内に約2500人の早期退職者の募集を発表する。労働組合の幹部らが明らかにした。  幹部らによると、第1段階はシアトル地域の民間航空機部門が対象で29日にも発表される可能性がある。削減規模は約1500人をレイオフした2017年以降で最大となる。  ボーイングの幹部らは4月、計16万人の世界の従業員の約10%を年内に削減する計画を明らかにした。また、急成長しているサービス部門と本社の従業員を減らす予定だと述べた。  ボーイングはコメントを控えたが、幹部らはこれまで、解雇の可能性を否定していない。 。