ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した米有権者に対する世論調査によると、黒人のジョージ・フロイドさんが警官に押さえ付けられて死亡した事件に関して、2対1の割合で警察の行動の方が、一部の抗議行動で見られた暴力行為よりも問題が大きいとの見方が示された。また、米国が急速に統制を失いつつあると見る者が、全体の80%と大多数を占めた。今回の調査ではまた、現在進行中の2つの国家的危機に関して、党派的分断が極めて大きいことも明らかになった。2つの問題とは、ミネアポリスの黒人男性フロイドさんが警察に拘束される際に死亡した事件と、米国内で10万9000人以上の死者を出している新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)だ。
米国民、暴力的抗議より警察の行動を問題視=WSJ調査
「米国は統制を失いつつある」 ウォール・ストリート・ジャーナル/NBCの共同世論調査
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