米連邦準備制度理事会(FRB)を監督する上院銀行委員会の民主党トップのエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)は、次期FRB議長に指名されたケビン・ウォーシュ元FRB理事に対し、トランプ政権がFRBへの圧力を強めていることについて見解を求めている。 ウォーレン氏がウォーシュ氏に30日付で送付した書簡をウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した。ウォーレン氏は書簡で、司法省によるジェローム・パウエルFRB議長とリサ・クックFRB理事の刑事捜査を、ウォーシュ氏が支持するかどうか尋ねた。トランプ政権はパウエル氏について、FRBが多額の費用を投じた本部改修工事に関する議会証言を巡り、捜査の対象としている。クック氏については、FRB理事就任前に住宅ローン申請で虚偽申告を行った疑惑を捜査中だ。クック氏は不正行為を否定しており、パウエル氏は自身の証言に対する捜査について、トランプ氏が利下げを迫るための口実だと主張している。