中国の有名スポーツ選手2人が共産党を糾弾した。「選手としての成功は国家のおかげ」と褒めちぎるのが当たり前の国では異例の事態だ。元サッカー選手の郝海東氏(50)と、バドミントンの元世界チャンピオンで妻の葉釗穎(46)氏は今月、動画のライブ配信を通じて、共産党打倒を訴える中国の実業家、郭文貴氏への支持を表明した。両氏は9日、スペインの自宅からスカイプを通じてウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューに応じ、共産党を「歴史の舞台から引きずり降ろす」との主張を改めて唱えた。一方で、反中国勢力に利用されているとの批判や、両氏を有力選手に押し上げた国家主導の育成システムへの裏切りといった声は退けた。
「打倒!中国共産党」 有名スポーツ選手2人が反旗
有料会員限定
あなたにおすすめ