「就活に適応し複数の一流ホワイト企業の内定を取る一握りの学生」と「一社も内定を取れない学生」の二極化が進んでいる(写真はイメージです) Photo:PIXTA

レビュー

 大手有名企業から内定を得るためには、有名大学に在学していると有利である。しかし、有名大学に在学しているからといって、大手有名企業に入社できるとは限らない――これを実際に経験しているのが、著者の竹内健登氏だ。

『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』書影
『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』 竹内健登著 日経BP刊 1628円(税込)

 著者は、東大生であったにもかかわらず、就活がうまくいかずに就職浪人を経験している。竹内氏の弟も同様に、東大薬学部でありながら、大手製薬会社からの内定は得られなかったのだという。

 著者らの例からわかるように、売り手市場とはいえ、苦労している就活生は多い。しかし、親世代から見ると、なぜそんなに就活が大変なのかわからない。ついつい親自身の経験からアドバイスをしてしまうこともあるだろう。実は、この行動は大間違いだ。

 著者によると、今の就活と親世代の就活では、根本的にシステムが異なっているという。それを理解せずに、親が自分の成功体験かアドバイスをすると、子どもを傷付けたり、子どもの足を引っ張ったりしてしまうことになりかねない。そこで本書『子どもを一流ホワイト企業に内定させる方法』は、親が子ども世代の就活の実情を知り、的確なサポートするためのノウハウを紹介している。