米ミネソタ州ミネアポリスで白人警官による拘束中に黒人男性が死亡した事件をきっかけに全米各地に広がった抗議デモを巡り、デモ参加者の多くは今夏の活動継続を計画している。念頭にあるのは、予算作成が始まる地方政府への働きかけだ。黒人男性ジョージ・フロイドさんの暴行死を受けて全米各地で抗議デモが発生し、3週間が過ぎた。抗議行動の先頭に立つ人々は、警察改革に向けて活動を続けるとの決意を繰り返し表明している。ケンタッキー州ルイビルで「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切=BLM)」運動の中心に立つシャネル・ヘルムさん(40)はデモについて「ある程度確固とした制度改革がなければ、鎮静化することはない」と語る。
米黒人暴行死抗議デモ、警察改革求め夏も活動継続へ
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