新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でオンライン販売が急増し、大半の小売店は対応を急いでいる。だが、米ディスカウントチェーンのTJマックスは違う。同社は極小レベルのEコマースを増強したり、オンライン購入した商品を店頭でピックアップできる新機能を追加したりすることは考えていない。ロックダウン中はオンラインの受注を停止したし、今でさえウェブサイトで売る品目の数を制限している。マーシャルやホームグッズなど他のディスカウントチェーンも保有する親会社のTJXは今まで同様、4500を超える世界の店舗に客を集めることに注力している。顧客は数カ月の外出規制の後でスーパーに来たがっていると見込んでいるのだ。6月17日の時点で、TJXの店舗の約85%が再開していた。
ネットより店舗、コロナでも不変の米格安チェーン
TJマックスは実店舗の集客に注力
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