2人以上いなければ「ポッドキャスト」とは呼べない、という冗談がある。だが、スポティファイ・テクノロジーの富を再建し始めるには、1人だけでもいいようだ。音楽配信サービス「スポティファイ」を手掛けるスポティファイ・テクノロジーは5月中旬、人気ポッドキャストを運営するジョー・ローガン氏と契約を結んだと発表。契約額は1億ドル(約110億円)と報じられた。それ以降、同社株は急騰している。6月中旬にはキム・カーダシアンさんやワーナー・ブラザーズとの契約も報じられ、株高に弾みがついた。ワーナー・ブラザーズはDC作品のヒーローを扱うポッドキャスト独占番組を制作する。ローガン氏との契約に端を発した株価急伸で、スポティファイの時価総額は64%増加した。
スポティファイ、大物ポッドキャスト独占の効果は
ポッドキャスト契約で株価が急伸しているが、利益への寄与は未知数
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