フェイスブックはその幅広い消費者への到達範囲とターゲットを絞り込む強力な能力により、多くの広告主にとって出稿必須のプラットフォームになっているように見えた。調査会社イーマーケターによると、フェイスブックと傘下のインスタグラムは今年、米国のデジタル広告収入の23.4%を獲得する見込みだ。この比率はアルファベット傘下のグーグルに次ぐ2位で、3位のアマゾン・ドット・コムを大きく引き離している。しかし、フェイスブックへの広告出稿を7月中、あるいはそれ以降も見合わせる企業が相次いでいる。複数の公民権運動団体が、ヘイトスピーチ(憎悪表現)や偽情報拡散防止の取り組みに十分な進展が見られないとしてボイコットを呼び掛けたことを受けた動きだ。
フェイスブックへの出稿停止、その広告はどこに?
Gメールやインフルエンサー、TikTokなどに移行
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