米国の新型コロナウイルス感染者数が300万人を突破する中、力強い景気回復は効果的かつ持続的なコロナ抑制にかかっているとエコノミストが考えていることが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)による月次調査で明らかになった。調査に参加した企業と研究機関のエコノミストのうち、景気回復がコロナ抑制にかかっているという見方に「やや」もしくは「強く」同意すると回答したのは91%に上った。バンク・オブ・ザ・ウエストのチーフエコノミスト、スコット・アンダーソン氏は「コロナ再流行は個人消費を再び凍りつかせる」と述べた。ジェローム・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長をはじめ複数の金融当局者も同様の見方を示している。
米景気の力強い回復、コロナ封じ込めの成否次第=WSJ調査
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