米国で今、音声対話ができるソーシャルメディア(SNS)「クラブハウス」が話題を呼んでいる。その目玉は、著名慈善家のフェリシア・ホロウィッツ氏がSNS上で主催する土曜の夜のパーティーだ。同氏はベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツの共同創業者ベン・ホロウィッツ氏の妻。通常1つのテーマを軸に開催されるそうしたパーティーには大抵、100人以上が集まる。11日のテーマは、新型コロナウイルス流行のさなかのスポーツリーグ再開だった。しかし、大勢の人を引きつけたのは、そのトピックだけではなかった。それを話し合った面々もだ。参加者には、米大リーグ機構(MLB)のニューヨーク・ヤンキースに所属していたCC・サバシア元投手や、米プロフットボールNFLのダラス・カウボーイズでラインバッカーを務めるジェイロン・スミス選手、元プロアメフト選手のマーセラス・ウィレイ氏、米プロバスケットボールNBAのロサンゼルス・レイカーズでセンターを務めるジャベール・マギー選手などが含まれていた。彼らは感染予防措置や選手が感染した場合の影響について議論したほか、互いにきつい冗談を言い合ったりもした。
次世代SNS「クラブハウス」の魅力とは
セレブや著名実業家も利用するプラットフォーム
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