米フェイスブックは中核プラットフォーム「フェイスブック」と傘下の「インスタグラム」で、人種偏見の可能性を調査し対処に当たるチームを新たに編成する。同社はこれまで、自社サービスがマイノリティー(少数派)に与える影響について調査することに消極的だったが、従来の姿勢を転換する。  関係筋によると、インスタグラムの新たな「公平・インクルージョン(包含)チーム」は、米国の黒人やヒスパニックなどのマイノリティーのユーザーが同社の機械学習などのアルゴリズムによって受けている影響を調べ、白人のユーザーへの影響と比較する。